ジャイロキネシスとジャイロトニックの違い

ジャイロキネシスとジャイロトニックは、どちらも元バレエダンサーのジュリオ・ホバス氏が、ダンサーの怪我からの回復をきっかけに考案したエクササイズ法です。最初は「ダンサーのためのヨガ」として生まれましたが、現在ではダンサー以外にも多くの方に支持されています。この2つのメソッドは、似ているようで異なる特徴を持っています。今回は、その違いに注目してみましょう。

機器の使用
  • ジャイロキネシス:機器を使用せず、床や椅子を使って行うため、場所を選ばず気軽に始められるのが特徴です。
  • ジャイロトニック:専用の木製マシンを使用します。マシンを使うことで、動きの精度を高めたり、負荷を調整できたりします。これにより、特定の筋肉や関節にアプローチしやすくなります。
実施方法
  • ジャイロキネシス:椅子に座ってのセルフマッサージから始まり、フロアでの動き、そして立位の動きへと展開していく全身を使った有酸素運動です。呼吸と共に流れるようなリズミカルな動きが特徴です。
  • ジャイロトニック:専用マシンを使い、トレーナーの補助のもと行います。マシンを使って多方向に身体を動かし、より深い筋肉へアプローチが可能です。
動きの特徴
  • ジャイロキネシス:波のようにリズミカルな動きで、背骨を中心に身体を丸めたり、反ったり、捻ったりします。特に背骨の柔軟性を高めることに焦点が当てられています。
  • ジャイロトニック:呼吸に合わせ、流れるような曲線的な動きで全身を動かします。マシンを使用することで、より多様な角度からの動きや負荷の調整が可能です。
環境と特徴
  • ジャイロキネシス:少しのスペースがあればどこでも始められます。グループレッスンでは、他の参加者と呼吸やリズムを合わせ、共同の一体感を感じながら行うのが魅力です。
  • ジャイロトニック:専用マシンが必要なため、スタジオなどの設備が整った場所で行います。トレーナーのサポートを受けながら、自分の身体に合った精密な動きを追求できるのがポイントです。
共通点

両メソッドは、背骨を中心とした動きを重視している点が共通しています。背骨の柔軟性を高め、姿勢を改善することで、身体全体の動きを滑らかにする効果が期待できます。また、呼吸を使って身体の深層部(インナーマッスル)に働きかけるため、内側から身体を整え、ストレス解消にも役立ちます。

体験レッスンのご案内

ジャイロキネシスやジャイロトニックに興味がある方は、ぜひ一度体験レッスンに参加してみてください。初心者でも安心して取り組めるよう、トレーナーが丁寧にサポートします。

予約方法 

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